肥前の國から長崎県を除いた全域を県域とする。古代より米造りが盛んな瑞穂の国である。北に玄界灘、南に有明海を併せ持つ天恵の県でもある。江戸期には鍋島佐賀藩及び唐津藩が有った。特に鍋島家は九州の雄藩として大きな存在であり、幕末期には洋学の摂取に努めその科学技術の成果はのち明治期の我が国産業の土台を築く要因となった。又、佐賀伊万里唐津小城などの都市や武雄嬉野(温泉)鳥栖(製薬)有田(窯業)とゆう特色ある街並みも多かった。米どころ即ち酒処である。酒蔵も多く特に浜町(八本木村)の酒蔵の多さは佐賀の灘とも云えるものだろう。

三養基郡

神埼郡

佐賀郡(佐賀市内含)

小城郡

東松浦郡

西松浦郡

杵島郡

藤津郡